走塁ミスとか、役立たずとか
ちょっと前の話。
参加しているリーグの公式戦。
前週の試合は仕事で不参加。
久しぶりの野球だった。
少し秋っぽくなったとはいえ、まだまだ暑い。
しかし、汗だくで泥だらけが野球の醍醐味だ。
この日の役どころは先発ピッチャー。
久々の出番に気合入りまくり。
球場まで自転車で行こうかという勢いだったのだが、
あまりに高低差のあるルートに体力温存を考え断念した。
試合開始。
1回は無失点。
出来は悪くない。
ストライク先行のピッチングで良い展開。
2回、不幸なミスでランナーを出す。
下位打線にレフト線を抜かれて2点を失う。
3回、気持ちを入れ直して気合のピッチング。
無失点に抑えた。
草野球なら2点差など無いに等しい。
逆転に望みを託しつつマウンドを降りる。
2番手ピッチャー、無失点。
3番手ピッチャー、2本の長打を浴びて2失点。
こちらも2点を返し、2対4と迫る。
しかし、最終回を終わってみれば、2対8と大敗。
敗因は、とにかく走塁ミスが多かったこと。
3塁走者が3人もアウトになっている。
ひとりはオーバーランで中継アウト。
ひとりはタッチアップの見極めミスでスタートが遅れアウト。
ひとりは1塁ランナーが2塁盗塁、キャッチャーからの送球を
ピッチャーがカットし、飛び出した3塁ランナーが刺された。
これだけで、3点分だ。
3塁ランナーだけではない。
一塁ランナーも牽制球でアウト。
外野フライの見極めをミスして1塁に戻れずアウトなど、
せっかく出塁しても、ことごとくアウトになっている。
これじゃ、点は入らない。
ちなみに、3塁ランナーのオーバーランアウトは、
3塁コーチャーボックスにいたワタクシのせいだ。
外野へのヒットから、2塁ランナーが3塁を回ろうかというとき、
指示を出すのを忘れていて、止めることが出来なかった。
結局、見事な中継で楽々アウトになった。
「コーチャー!止めなきゃダメだぞ~!」
そうか、そのためにコーチャーがいるのか。
心の中で応援してただけだったよ、ゴメン。
完璧に役立たずのコーチャーだった。
もうちょっとルールを知らないとダメだ。
無知ゆえの失敗も少なくないのだが、
その場は後悔するけど、勉強しないからなぁ。
ウ~ン、野球も奥が深いぞ。
次回は、草野球のジャッジについて考えてみたい。