2013年01月11日
HEAD INSTINCT解禁!とか、SPEED解禁とか。
まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
今朝もログインできなかった。
この状態、いつまで続くのかな。
どうにもならない感じだ。
実はこのブログ、もともと別のところで書いていて、
以前はミラーとして両方アップしていた。
このところほぼ放置状態だったけど、
この事態を受けて記事を整理し直すことに。
当面はもともとのこちらでも見られるようにしておこうと思う。
ここにリンクを張るのも申し訳ないので、
興味のある方は探してみてください。
そんなわけで、いよいよHEADのGが解禁になった。
まずは「G」ってなに?って話から。
「G」ってのは今モデルから搭載された新素材、
「GRAPHENE(グラフィン)」のことである。
簡単に言うと、「最も強く、最も軽い素材」なのだそうだ。
じゃあ、そのグラフィンを使うとどんなことが出来るか・・・
下記を見てほしい。
軽く強度のある素材をスロート部に持ってくることで、
フレームの重量配分をトップ部とエンド部に
極端に振り分けることが可能になるのだ。
そのため、全重やバランスの配分の自由度が
飛躍的に高まるというわけ。
今までの素材ではスロートを軽くすると、
大きな負担に耐え切れずにフレームは折れてしまう。
そのため、ここまで極端なウエイト配分は無理だった。
それがグラフィンの採用で可能になったというわけだ。
ワタクシ、かつて何十本ものラケットを折り続けたことがある。
もちろん試合でキレたとか、そういうことではなく、
古くなった試打ラケットの処分をしたのだ。
スクールにはメーカーさんから多くの試打ラケットが届く。
本当に有難いことなのだが、当然試打ラケットも型落ちになる。
古い試打ラケットを回収するメーカーさんもあるが、
ほとんどはその処分はこちらにまかされる。
実はラケットは産業廃棄物扱いになるので、
処分には結構お金が掛かる。
加えて、そのまま処分では、中古市場など
あらぬところに出回ってしまう可能性もある。
ということで、処分の際には1本ずつ折るのだ。
この行為、とても心が痛むのだが仕方がない。
で、たくさんのラケットを折っていくと、
折れやすいもの、そうでないものがよく分かる。
軽量の飛び系ラケットは簡単に折れる。
対して、ツアー系の重量のあるラケットはなかなか折れない。
乱暴な言い方をすると、中身の詰まった剛性の高いモデルは
強い分、重くなってしまうのだと思う。
ということで、高い剛性を保ちながら軽量化が
可能になった新素材グラフィンだからこそ実現できた
今回のテクノロジーなのだ。
さてそんなわけで、今回発売になるのはSPEEDとINSTINCTの2機種。
もちろん全豪オープンからジョコビッチもシャラポワも使用するはずである。
では、順番にご紹介。
まずはSPEEDシリーズ。
SPEED PRO 18X20
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均315g
バランス: 31.0cm
フレーム厚: 22mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ: 2,3,4
価格: 35,700円
SPEED MP 16X19
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均300g
バランス: 32.0cm
フレーム厚: 22mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ: 2,3
価格: 34,650円
SPEED S
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均285g
バランス: 33.0cm
フレーム厚: 22mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ:1,2,3
価格: 33,600円
SPEED REV
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均260g
バランス: 34.0cm
フレーム厚: 22mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ:1,2,3
価格: 33,600円
お分かりだろうか?
モールド(フレームの型)はすべて同じである。
通常、こういうラインナップを揃えると、
軽いモデルはフレームを厚くして
フェイスを大きくするのだが、
まったく同じサイズで揃えている。
そしてそれぞれの打球感は・・・
そのあたりはまた次回に詳しく書こうと思うが、
軽いモデルもまったく打ち負けないし、
打球感も変に飛び系のそれになっていない。
正直、驚きの味付けだった。
そしてINSTINCTシリーズ。
INSTINCT MP
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均300g
バランス: 32.0cm
フレーム厚: 23-25-21mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ:1,2,3
価格: 31,500円
INSTINCT S
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均270g
バランス: 34.0cm
フレーム厚: 23.5-26-21mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ:1,2
価格: 29,400円
INSTINCT REV
フェイスサイズ: 100平方インチ
ウェイト: 平均245g
バランス: 34.5cm
フレーム厚: 23-25-21mm
フレーム長: 27.0インチ
グリップ:1,2
価格: 29,400円
PWR INSTINCT
フェイスサイズ: 115平方インチ
ウェイト: 平均225g
バランス: 38.0cm
フレーム厚: 29mm
フレーム長: 27 2/3インチ
グリップ:1,2
価格: 35,700円
こちらは若干フレームスペックに差をつけているが、
基本コンセプトは同じである。
驚くべきは、REVの245gというウエイト。
このウエイトながら、打ち負け感が無いのには驚いた。
あと、PWRを見て気付いた方もいると思うが、
これは、あの爆発的ヒットモデル「TiS6」のモールドである。
一時代を築いたあの軽量パワーラケットのフレームに
新素材が乗るという夢のようなコラボなのだ。
ということで、2シリーズ・8機種を怒涛のご紹介である。
ワタクシ、何度か試打をさせてもらったが、
期待を裏切らないものに仕上がっていることは間違いない。
近々、個々のインプレは書こうと思うが、
何らかの機会にぜひ試打をしてみて欲しい。
オススメです!!
投稿者 Malt 10:00 | コメント(0)| トラックバック(0)
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