ツールドフランスとか、
ツール・ド・フランスが始まった。
23日間をかけてフランス国内や周辺国など
3000km以上を走り切る世界最大の自転車レースだ。
ツール・ド・フランスは、出場することそのものが非常に難しい。
レースはチーム毎のエントリーになるのだが、
当然どこもプロチームだし、そのチームの中でも
出場メンバーに入らなければ走ることは出来ない。
テニスで言えば、グランドスラムに出るようなものだろうか。
実は今年のツール・ド・フランスに2人の日本人が出場する。
日本人の出場自体、13年振り2人目という快挙に加え、
2人出場というのは初めてじゃなかろうか。
23日間という長丁場で、リタイヤ率も非常に高い
過酷な大会だが、ぜひ頑張って完走して欲しいと思う。
ニュースによると、ヘロナ~バルセロナの第6ステージで、
新城幸也(ブイグテレコム)は、ゴール前9キロ地点で落車して149位、
別府史之(スキル・シマノ)は173位だそうだ。
怪我は軽い擦り傷程度だそうで、一安心てことろだ。
ツールドフランスは、チームのエースを優勝させるために
チームメンバー全員がサポート役に徹するレース。
ペースメーカー役や、エースの疲労を軽減するための風除け役など、
それぞれが役割をしっかりこなすという、組織戦なのだ。
出場の快挙を成し得た2人の日本人選手はエースではない。
自分の役割をキッチリと果たしながら完走、
そして上位入賞のチャンスを狙うのだろう。
順位的にはかなり厳しいところにいるが、
制限時間のカットラインに引っ掛からずに、
なんとしてでもまずは完走して欲しい。
ワタクシ、初めてツール・ド・フランスを知ったのは1986年のこと。
NHKで放映した総集編番組をたまたま観た。
グレッグ・レモンの初優勝。
そして王者ベルナール・イノー時代の終焉を
淡々と綴った番組構成は感動的だった。
昔から感化されやすいこの性格、
これは自分も自転車に乗るしかなかろうと、
自転車購入を決意した、
お世話になっていたコーチがロードレーサーを持っていたこともあり、
色々アドバイスをもらいつつ、貧乏ながら大枚叩いて購入。
トレーニングを兼ねて、毎日自転車で通勤していた。
自転車に乗ってみていちばん感じたのは、車が怖いってこと。
普通の自転車よりスピードが出るのもあって、
運転手が予測を誤って突っ込んでくることが多いのだ。
これは最近、ワタクシの足となったクロスバイクでも同じ。
青信号なのに車が突っ込んできて、何度も轢かれそうになっている。
(いっそ轢かれてしまえばいいのに・・・って言ってるのは誰?)
全力で漕がなければ気がすまない性質も問題なのか。
とにかく自転車って面白い乗り物だ。
体にも良いし、維持費もガソリン代も掛からないしね。
いつかツール・ド・フランスに出られるよう、
これからも全力疾走で頑張ろうと思う。(意味不明)