PBIとか、HEADのPとか
先日の(社)プロテニス協会コンベンションでいただいた本。
「ピーター・バーウォッシュ・インターナショナル」という雑誌。
ピーター・バーウォッシュ氏はカナダのデ杯選手でもあった方。
「ノーグリップ、ノーフォーム」など、斬新で柔軟な指導理論を展開し、
本国のみならず、各国に拠点を持つ超有名コーチだ。
ワタクシ、駆け出しの頃(今も駆け出しだろ!って声が聞こえるが)、
バーウォッシュ氏の指導理論本を何度も何度も読み返した。
世界的に有名なコーチはたくさんいるが、
バーウォッシュ氏の本は、ワタクシのバイブルだった。
こんな本があるなんて知らなかった。
当然、英語なので、細かな部分までは理解しきれないが、
非常に興味深く読むことが出来た。
さて、先日見てきたHEADのPだが、
まだ試打の目処が立っていない。
まあ、考えてみれば、東京の展示会が終わっただけで、
関西方面などはこれからだから、各機種数本しかない
試打ラケットが回ってくるのはまだ先の話だ。
二十数年前の初代Pから使っているワタクシとしては、
早く新しいPを使ってみたくて仕方ないのだが、
ここはわがままを言わず、グッとガマンするしかない。
たしか初代Pは、49,000円くらいだった。
プリンスグラファイトが90,000円から60,000円くらいに下がり、
ウイルソン初代プロスタッフが60,000円くらい、
クナイスルのホワイトスター・レンドルプロが
45,000円くらいの頃だと思う。
それよりは安いとはいえ、貧乏な駆け出しコーチのワタクシとって、
49,000円という高額ラケットの購入は、清水の舞台から
バンジージャンプをするくらいの覚悟が必要だった。
はじめてのHEADのPは、やたらとフレームが薄いうえに
外周がグロメットで覆われていて、ストリングの目が詰まっているから、
スイングすると、ピュ~、ピュ~と変な音がしたっけ。
ああ、懐かしい。
さあ、今回はどのPにしようかな。
Pはストリングパターンが詰まっていてナンボだよなぁ。
レザーグリップはワタクシのヤワな手には厳しそうだし。
やっぱりこれでしょ。
ああ、早く打ちたい。
でも、打てたとしても発売はまだ先なんだよなぁ。
どうしたものか。
実は先日、あるラケットを試打したのだが、これが驚くほど良かった。
もともとこのシリーズは好きだったのだが、
ニューモデルになってさらにワタクシ好みに進化していた。
思わず浮気心が沸いて、貸してくれた大倉コーチに、
「これ、ちょうだい!」と言ってみた。
瞬間で却下された。(当たり前)
これを使えば、ゴンザレスになれるかも。
B社のPST、かなり良い!
伏字にする必要無いか。
ということで、あれもこれも楽しみだ。