クールビズとか、スポーツファンとか
昨日のこと。
朝、ボスと打ち合わせをしていた。
ボスはスーツ&ネクタイだった。
心の中で、「今日は何か会合でもあるのかな?」と思った。
事務課のSクンもスーツ&ネクタイだった。
Ken’s成田に向かう電車の中で気がついた。
今日は10月1日。
クールビズって9月いっぱいなのね。
すっかり忘れて、ワタクシだけいつも通りノーネクタイだった。(恥)
でも、まだ日中は暑い。
成田駅からKen’s成田まで歩いたら汗だくになった。
今日はクールビズで良かったよ。
さて、野球仲間がマリーンズ最終戦のチケットを取ってくれた。
先日のピクニックボックスで今期の観戦も終わりかなと思っていた。
なのに、飲み過ぎてあまり真剣に観戦していなかったことを後悔したり。
ということで、試合終了後に行われるボビー・バレンタイン監督の
勇退イベントも観ることが出来そうだ。
今期、スタジアムに足を運んだのは10回くらいだろうか。
すべて内野席である。
まだ一度も外野席で観戦したことは無い。
ワタクシ、「観るスポーツ」=「自分もやるスポーツ」が基本。
野球観戦も自分が野球を始めてからのこと。
それまでは、12球団名すら言えたかどうかってくらい。
自分でプレーしてみて、その競技の難しさを体感してから、
天と地ほどのレベル差のあるトップカテゴリーを観ると
その技術やパワーの素晴らしさが実感できると思っている。
テニスだって、自分でプレーしたことの無い方が
トッププロの試合をTVで観たら、ラケットを振り回せば
Wii Sportsみたいにボールがコートに入るって思うかもしれない。
しかし実際のところは、ラケットにボールを当てるのだって、
ボールをコートに収めるのだって、至難の業である。
簡単そうに打っているトッププロの技術がいかに高次元なのかは、
一度でもプレーしたことのある人のほうが実感として分かりやすいはず。
そんなわけで、趣味のひとつに草野球をくわえたワタクシは、
選手の応援歌を歌うよりもプレーひとつひとつを堪能したい。
「なるほど、あのカウントでは変化球でタイミングを崩すのか」とか、
「キャッチャーって、ファーストの後ろまでカバーに入るのか。スゲ~」とか、
細かなプレーを観て勉強したいので、内野席に座ることになる。
もちろん、「どの球団が好きか?」と聞かれればマリーンズだ。
やはり地元の球団だし、監督や選手たちに会うことも多いから。
ただし、熱狂的なファンかと聞かれれば、そうでもない。
マリーンズが勝てば嬉しいが、負けても頭にきたりはしない。
「今日は負けちゃったね~。残念」くらいなものだ。
だから、マリーンズのユニフォームの持っていないし、
開幕戦でもらった応援フラッグは帰りに飲みに行って、
酔っ払って無くしてしまった。
あくまで応援したいのではなく、プレーを観たいという思いが強い。
あとは、仲間とビールを飲みたいってことか。
(こっちのほうがメインだったりして)
こういうスタンスの人間はファンじゃないと言われれば、
そうなのかもしれないが、色んな楽しみ方があるのが
スポーツの素晴らしさだと思う。
テニスのグランドスラム会場は、おそらくテニスをプレーしないであろう
方々もたくさん押し寄せている。
自国の選手を応援する、ビール片手に居眠りする、日光浴をする、
お土産を買うし、練習コートに張り付いて選手のサインをもらう、
もちろんトッププロのプレーに見入る色んな楽しみ方がある。
それで良いのだ。
グランドスラムはスポーツイベントの素晴らしさに溢れている。
千葉ロッテマリーンズは、なんやらこのところ、球団とか応援団とか、
一部のファンクラブとか、
あちこちで不穏な空気が流れているようだ。
「あんなヤツラはファンじゃない!」などとは言わずに、
様々な形でスポーツを楽しむことを肯定し、
去りゆく功労者を気持ちよく送り出せたらいいなと思う。