DUNLOP ダイアクラスター2.0WS 試打インプレ
ヨネックスに続いて、ダンロップの新製品を試打しました。
かの名品(と、ワタクシは思う)ダイアクラスターリム2.0の後継版。
ダイアクラスター以前のリムシリーズは、
その独特の打球感で、コアなファンも多いはず。
ワタクシもあの中空っぽい、骨粗鬆症的な、
独特な打球感のファンでもあります。
ソフト過ぎず、適度にボールをくわえ、抜けるような打感。
他のメーカーには無いものです。
その独自性は、リムシリーズからダイアクラスターシリーズに
見事に継承され、まさに独自路線の完成形をつくりました。
今回、その完成形から、いかに進化しているか、
大きな期待を持っておりました。
実はこの試打ラケット、少し前にKen’s千葉に届いていたのですが、
ワタクシはプレーのタイミングが合わず、ようやく試打とあいなりました。
ワタクシが打つ前から、「楽しみ~!」と言うと、
旭コーチ・田邉コーチが、「粘りすぎると思いますよ。多分好きじゃないです」
とテンションを下げるようなことを言う。
「うるさいよ!感じ方は人それぞれだろ!」と、蹴散らして試打。
・・・・二人が言った通りでした。
伊達にプロコーチやってないね。
とにかく、ボール乗りが良い。
しっかりフェイスでくわえて、スポン!と飛ぶ。
リム~ダイアクラスターリムのフィーリングが極端になった感じ。
それが良い方向に出ているのかと言うと、どうなんでしょう?
ここまで特徴を顕著にしてしまう必要は無いんじゃないかという気も。
粘りすぎじゃないの?
以前、紹介しましたけど、このウェーバーシステムがやり過ぎのもとじゃ・・・
グロメットの稼動域を広げ、よりボールをくわえるとか。
このシステムが無くてちょうどいいかもしれない。
とにかく、このシリーズの特徴自体は恐ろしく進化しています。
この取り回しの良さと、食いつきが大好きな人は、
ますます離れられないでしょうね。
ワタクシは・・・以前のダイアクラスターのほうが好きです。
今回のはちょっと粘りすぎ。
もう少し、スコ~ン!と抜ける感じが欲しかった。
まあ、メーカーさんもワタクシ相手にラケットを開発しているわけも無いので、
戯言と聞き流していただければと思います。
とにかく、リム~ダイアクラスターリムの打球感が好きな方、
このさらなる進化版はお勧めです。
他メーカー製品では代用できないものであることは確かです。