全豪オープンの旅 ナイトセッション(3日目)
現在、0時過ぎ。
まだ試合は続いています。
観客も満員。
皆、どうやって帰るの?
ナイトセッションは、ふたつのテニスを感じました。
ナットプレーとベースラインプレー。
パワーとテクニック。
それぞれを象徴した選手を観ました。
まずは、ティム・ヘンマン。
トップスピン一辺倒、ネットプレー低迷のテニス界において、
かたくなにネットへつめる男。
そしてバックハンドはスライス。
そのこだわりぶりはむしろ美しくもあります。
実際のプレーを観たのは初めて。
TVで観るよりも実際にはかなり速いボールを
打っているのかと思いきや、結構遅い。
このショットでトップで戦い続けることも出来るのだと
妙に感心してしまいました。
バックバンドのスライスのアプローチショットなんか、
もう美しい!のひと言。
ボールがほとんどバウンドしません。
こういうプレースタイルの選手は貴重です。
センターコートに行くと、セレナが苦戦、
セカンドをタイブレークで落として、ファイナルに入っています。
相手はリー。
最後はセレナが振り切りましたが、今ひとつ調子が良くなさそうです。
そして、メインはロディック。
ボクはこの選手が大好き。
非常にエキサイティングなプレーは、メルボルンでも非常に人気があります。
結局、セカンドセットを取ったところで、今日は会場を後にしましたが、
おそらくストレートで勝つでしょう。
しかし、こんな遅くまでやるなんて。
全豪オープンの旅 (3日目)
「ブログ読んだよ。いいねぇ、ぶらり飲み歩きの旅・・・」との
日本からのメールにあせりを感じつつ、やっと大会初日です。
飲んでばかりいた分、長めにレポートします。
今日の目標「ビールは午後まで我慢する」ってことで、どうかひとつ。
朝、チケットを受け取って会場へ。
番号を見ると、良い席の予感が。
さすが、オーストラリアテニス協会が用意してくれただけあるぞ。
テクテク歩いて会場に着くと、まだゲートオープン前。
暑い中待っていると、色んな変な人がやってきて、
退屈しないように話しかけてくれる。
こんな人とか。
何言ってんのか分からなかったけど。
あと、異常に若作りのテニスウェアのオバサマコンビとか。
放送コードに引っかかるので掲載は自粛。
会場内に入ると、まだ練習時間とあって、選手がそここを歩いている。
あっ、藤原選手だ。
そうか、ロシア勢だしな。
シャラポワとは仲が良くないから、一緒じゃないのね。
カメラを向けると、ポーズを取ってくれた。
こんなことコートサイドされたら、うるさいだろうなぁ。
会場のあちこちに各メーカーのブースがある。
オフィシャルストリンギングマシンらしい。
びっくりしたのは、SAMとかいうメーカーの球出しロボット。
これ、3m近い高さがあります。
で、打ち出し部分が動く。
そして、ランプがピカッと光る。
こんなのに夜道で会ったら腰抜かします。(会わない)
和みの一枚。
練習中のドキッチです。
様々な苦難を乗り越えてカムバック。
オーストラリアに戻ってきました。
頑張れ!
さて、いよいよセンターコートへ。
今年のオープニングマッチはダベンポートです。
まだ1試合目はボチボチの入場数。
相変わらず淡々と試合を進める人です。
スポンサーに敬意を表して一枚。
多分、ダベンポートは勝つだろうと、途中でアザーコートへ。
おっ!コリアが練習している。
ちょっとイメージと違ってた。
メチャクチャ、球が速い。
ドカッ!バキッ!という感じで、フラットなボールを
バカスカ打ち込んでる。
しかもそれが全部入ってる。
ちょっと驚いた。
さすがトッププロ。
その横ではWOWOWが撮影中。
ダバディーと進藤さん。(ファンです、私)
ボクも対抗して、ジーコジャパンのウェアを着ていった。
「OH!JAPAN!コンニチワ~!」なんて声が掛かったりした。
びっくりして、言葉が返せなかったけど。
メルボルンに千と千尋の顔無し出現。
スキンヘッドじゃ暑いよね。
帽子かぶれって。
試合は見てないのか?
観ました、日本のエース杉山愛。
調子も良さそうだったんですが、
2セット目の勝負どころでゲームを落として、そこから一気でした。
最近、杉山の勝った試合、あまり見てません。
ジャパンオープンでも負けちゃったし。
まだまだ頑張って欲しいものです。
チーム愛の皆さん。
森田あゆみ選手姿も見えます。
隣のコートの選手目をやると、見慣れないラケット。
テクニファイバーですね。
もうすぐ、日本にも上陸すると思います。
マーガレットコートアリーナでは、テイラー・デントの試合。
彼はオーストラリアでも人気あるんですね。
スゴイ声援でした。
「おいおい、これフォルトじゃねえの?」の図。
メイン広場がやたらうるさいので行ってみると
バンド演奏が。
これがまた、エラク下手。
一応、何の曲かは分かるけど。
センターコートではナルバンディアン。
タイのNo2の選手相手にフルセットにもつれ込む大苦戦。
お互いに最高のショットを出し合って、最後はナルバンディアンの貫録勝ち。
いい試合でした。
これは、スーパー股抜きドロップボレーを決めた後。
あっ、そうそうセンターコート3試合目はシャラポワでした。
あまり興味は無いのですが、富田コーチのために一枚。
富田コーチには、あとで他の画像も差し上げます。
(一枚200円で)
どうも、大会会場レポートみたいになってしまいました。
やはり試合中は写真撮るよりも試合を見てしまいます。
(許してください)
とにかく皆、ボールが速い!
年々スピードアップするプロテニス。
どこまで進化するのでしょう。
特に男子はネットの上の方を高速で通過しながらも、
ベースライン付近でググっと落ちるボールが多いです。
(いわゆるエッグボールというヤツ)
タッチがどうこうじゃなくて、パワーが桁違いです。
こりゃ、日本人が勝つのは大変だと思わざるを得ません。
すべてのボールをこんな風にフルショットですもん。
(トミー・ロブレドです)
とはいえ、結構アジア系の選手もいますので、
まだまだ頑張れ日本ということで締めたいと思います。
大会はこの後、ナイトセッションに入ります。
今日は、セレナやロディック、ヘンマン、エナンなどが登場。
チケットがあるので、また出かけます。
このレポートのために一旦、帰ってきたのです。
いよいよ初日!
おはようございます。
さて、いよいよ初日を迎えました。
気合が入って、元気に起床・・・と行きたいところですが、
昨日は(も)飲みすぎました。(反省)
夜(といっても明るい)、ウイルソンのスタッフの皆さんと
近くのレストランへ。
駅のそばの何とかセンターというところに行くと、
やたらと賑やか。
これで、20時くらいです。
そこの日本料理レストランへ。
ビーンズのてんぷら寿司とか、
そんな創作料理を食べながら、またビールを飲む。
料理が出てくるのがやたら遅いので、必然的にたくさん飲む。
食事を終えるのに3時間くらい掛かりました。
そとに出ればさすがに夜。
元気な人たちはカジノに行きました。
(ボクはギャンブルが苦手なのでパス)
一夜明けて、今日は朝から快晴。
これは暑くなりそうだ。
レストランも今日は選手の姿が少ない。
試合に向けて、準備完了なのでしょう。
オープニングマッチはダベンポートのようです。
日本人女子選手も全員出てきます。