長塚京子プロ
長塚京子ちゃん・・・じゃない、長塚プロがオフィスに寄ってくれました。
AIG OPENの時は試合中というのもあって、
あまりお話が出来なかったので、落ち着いて話すのは久しぶり。
といっても、お互いに人間的には落ち着いていないけど。
もう、京子との付き合いも20年近くなる。
初めて会った時、京子は中学生。
事務所のコピー機をイタズラしていたら、
間違って勝手にコピーがはじまっちゃって、
あせっていたことなんかを思い出した。
こらこら、そこはオレの席だ!
原則として記事の使い回しはしないことにしてるんだけど、
ブログじゃないほうの「元祖ためにならない話」に収められている、
京子ちゃん関連の記事を紹介します。
「勘違いの有明」
日本中のテニスファンを驚かせた、
あの「フェドカップ 日本vsドイツ」のときのことです。
あの日、ボクは有明に試合を見に行っていました。
しかも、前日の夜に京子ちゃんに電話をして
用意してもらったチケットで・・・
加えてお世話になっているお客さん(というか友達)
の分まで 用意してもらった。
あの日の有明は伊達がグラフに歴史的な勝利を収めた瞬間に
興奮のるつぼと化し、このコロシアムが今まで
こんなに盛り上がったことがあるのだろうかと
言うほどすごかった。
(プロレスを除く)
しかし団体戦ですから、本当の勝負はこれから。
沢松がフーバーに敗れ、どちらが勝つかは
長塚/杉山のダブルスにかかってきた。
しかもあせったドイツはグラフとフーバーの
帰国予定をキャンセルし、急遽ダブルスに当ててきた。
まあ、結果は皆さんがご存知の通り、
ダブルスにも勝ち日本が勝利したわけですが、
ことはダブルスのはじまる前の練習コートで起こりました。
日本の勝利のかかったダブルスの前、
京子ちゃんと杉山は外のコートでウォーミングアップをしていました。
当然、そこにはたくさんのギャラリーが・・・
ボク達もチケットのお礼を言おうと、
コートの横で練習が終わるのを待っていました。
するとボクを見つけた京子ちゃんがこちらにやって来て、
京子:「あっコーチこんにちわ。
今日は来ていただいてありがとうございます。
チケット分かりましたか?」
ボク:「京子、ありがとう。頑張れよ!」
京子:「はい。頑張ります!」
ギャラリーの人達は、「あの人誰?コーチ?」とひそひそ・・・
突然、1人の男性がボクのほうへ・・・
男:「どうですか?ふたりの調子は。」
ボク:「えっ?」(やば。オレのことコーチかなんかと勘違いしてるよ(汗))
男:「勝てますかね?」
ボク:「う~ん。どうでしょう。」(長嶋監督風)
~中略~ (この間いろんなキャラで話す。)
男:「相手はグラフペアみたいですね。」
ボク:「まあ、全力でやるしかありませんね。
結果は後からついてきます。」(松岡修造風)
男:「そうですね頑張ってください。
お忙しいところスミマセンでした。」
ボク:(ああ、ビックリした。ナショナルコーチの皆さんゴメンナサイ。)
いやいや、その人すっかり信じ込んで話すもんだから、
否定も出来ずに会話してしまいました。
あの時のギャラリーの方、ゴメンナサイね。
ボクはただの知り合いです。
その後、もちろん試合は燃えに燃え、
松岡は応援旗を振りに振り、
チケットを手配したボクは仲間に(1日だけ)尊敬され、
そんなこんなの有明の1日でした。
追記:
その後、関口宏の日曜朝の番組に出ている京子ちゃんを見て、
「やっぱ、あんまり変わってないな。もっとテンポ良くしゃべらんと・・」と
思ったのは言うまでも無い。
以上、再掲載でした。
ネタが無かったわけじゃないよ。