2010年09月11日
YONEX EZONE インプレ!
このところ、街のあちこちが騒がしくなってきた。
そこらじゅうの交差点に警官が立ち、
街路樹はキレイに整備され、道路も補修工事がされている。
先日などは、バイクトレーニングの道中ずっと、
見たことも無い数の警察官に見守られながら、走る羽目になった。
あとで調べたら、要人警護のリハーサルだったようだ。
そう、もうすぐ千葉国体なのだ。
開会式はすぐ近所の千葉マリンスタジアムらしい。
どうりでね。
やっぱりこういうイベントは国威発揚ならぬ、
県威発揚になるのだろうな。
ワタクシの故郷でも国体のたびに競技場が立派になったり、
新しい道路(通称 国体道路だって)が通ったりしたものな。
このご時世、さすがに道路は無いだろうが、
あちこちが整備されるってことで、
色んな経済効果もあるのだろう。
地元国体は初めての経験だから、
出来るだけ観戦を楽しんでみたいと思う。
高校野球は銚子市のグランドで行われる。
ドラフトにかかるような選手も集まるので
注目度も高く、入場制限も検討しているようだ。
でも、観てみたいな。
(テニス観ろよ!)
テニスは柏市か。
なんとか行けるといいな。
さて、試打である。
ヨネックスには珍しいブラックボディ。
YONEX EZONE 100
■フェイスサイズ 100平方インチ
■ラケット長 27インチ
■フレーム厚 25.5-2605-23.0mm
■バランス 平均320mm
■ウエイト 300g
■ストリングパターン 16×18
■価格 31,500円
USオープンでは完全復活を予感させたイバノビッチ、
上り調子の森田あゆみの新しい武器として登場したラケットだ。
まず目を引くのは、YONEXらしからぬコスメ。
YONEXのラケットはカラフルなイメージが強いので、
いかにもウエポン的なブラックは新鮮に感じられる。
ビームは、トップからスロートに向けて厚くなり、
手元で再度薄くなるという、ヨネックス得意のタイプ。
このテーパーが絶妙のしなりを生み出すのだ。
フェイスがより四角っぽくなっている気もするが、
デザインのせいでそう見えるのかもしれない。
で、打ってみた。
正直、驚いた。
驚異の振動吸収性。
まったく振動が来ないのだ。
決して打球感が無いわけではない。
ボールがどんな当たり方をしたのかはしっかり感じられる。
ただ、ガツン!という不快な衝撃がまったく無いのだ。
フェイスがボールをソフトに捉え、気持ち良く打ち出してくれる。
かといって、遥か彼方でぶっ飛んでしまうこともない。
多少のスピンを効かせばベースライン付近でちゃんと収まってくれる。
ではと、リターンを思い切りハードヒットしてみた。
ソフトさは変わらないが、若干芯のある打球感に変わり、
フェイスもシャフトも負けることなく、ボールを弾き出した。
そしてリターンエース。
いやいやこれはすごいラケットだ。
ソフトな打球感ながら、サービスでのスピンのキレも悪くない。
デュースサイドからサイドライン外へ逃げるスライスサービスも
糸を引いたようにきれいに切れていく。
フラット系はもう少しハッキリとした打球感が欲しい気もするが、
決してボールの威力を殺すことはない。
ちゃんとエースを狙えるボールが飛んでくれる。
300gの重さを感じさせないバランスは、
ネットでの取り回しも良い。
アングルボレーやドロップボレーなどの
デリケートなタッチもソフトな打球感には合っているかも。
なんだろう、この感じ。
ここまで特徴的な打球感は久し振りだ。
さすがモノづくりのヨネックスって感じだ。
試打ラケットのストリングテンションが低めだったので、
ソフト感がより強調されたのだとは思うが、
もう少ししっかりした打球感をという方には
テンションを上げたり、ポリストリングを張ったりで
良いセッティングが出るかもしれない。
フェイスが100平方インチのこのタイプは、
攻撃型の女性プレーヤーやジュニア選手などにも向いていると思う。
特に、毎日ハードに練習するジュニア選手には
肘や手首などの故障回避にも良いのではないだろうか。
最後にひとつだけ。
このグリップは正直、いまひとつ。
ちょっとツルツル過ぎるし、
すぐにフィット感が落ちそうな予感がした。
(あくまで予感)
まあ、最近はオーバーグリップを巻く人の方が多いから、
そのあたりは良いのかもしれないが、
ちょっと素っ気無い気もした。
そんなことを差し引いても、ある意味衝撃のラケットだった。
ワタクシのように、「プレステージでガツン!」
が好きな人にはオススメしないが、
ナチュラルストリングのようなソフトでシュポ~ン!と
抜けていく感じが好きな方、一度打ってみてください。
ちなみに、ワタクシのたわ言インプレでは不安という方は、
テニスナビさんの森田あゆみプロ・岩渕聡プロによる
動画インプレがオススメである。
最初からそれを観れば、ワタクシのインプレは必要なくなっちゃうので、
最後に紹介したんだけど。
そこらじゅうの交差点に警官が立ち、
街路樹はキレイに整備され、道路も補修工事がされている。
先日などは、バイクトレーニングの道中ずっと、
見たことも無い数の警察官に見守られながら、走る羽目になった。
あとで調べたら、要人警護のリハーサルだったようだ。
そう、もうすぐ千葉国体なのだ。
開会式はすぐ近所の千葉マリンスタジアムらしい。
どうりでね。
やっぱりこういうイベントは国威発揚ならぬ、
県威発揚になるのだろうな。
ワタクシの故郷でも国体のたびに競技場が立派になったり、
新しい道路(通称 国体道路だって)が通ったりしたものな。
このご時世、さすがに道路は無いだろうが、
あちこちが整備されるってことで、
色んな経済効果もあるのだろう。
地元国体は初めての経験だから、
出来るだけ観戦を楽しんでみたいと思う。
高校野球は銚子市のグランドで行われる。
ドラフトにかかるような選手も集まるので
注目度も高く、入場制限も検討しているようだ。
でも、観てみたいな。
(テニス観ろよ!)
テニスは柏市か。
なんとか行けるといいな。
さて、試打である。
ヨネックスには珍しいブラックボディ。
YONEX EZONE 100
■フェイスサイズ 100平方インチ
■ラケット長 27インチ
■フレーム厚 25.5-2605-23.0mm
■バランス 平均320mm
■ウエイト 300g
■ストリングパターン 16×18
■価格 31,500円
USオープンでは完全復活を予感させたイバノビッチ、
上り調子の森田あゆみの新しい武器として登場したラケットだ。
まず目を引くのは、YONEXらしからぬコスメ。
YONEXのラケットはカラフルなイメージが強いので、
いかにもウエポン的なブラックは新鮮に感じられる。
ビームは、トップからスロートに向けて厚くなり、
手元で再度薄くなるという、ヨネックス得意のタイプ。
このテーパーが絶妙のしなりを生み出すのだ。
フェイスがより四角っぽくなっている気もするが、
デザインのせいでそう見えるのかもしれない。
で、打ってみた。
正直、驚いた。
驚異の振動吸収性。
まったく振動が来ないのだ。
決して打球感が無いわけではない。
ボールがどんな当たり方をしたのかはしっかり感じられる。
ただ、ガツン!という不快な衝撃がまったく無いのだ。
フェイスがボールをソフトに捉え、気持ち良く打ち出してくれる。
かといって、遥か彼方でぶっ飛んでしまうこともない。
多少のスピンを効かせばベースライン付近でちゃんと収まってくれる。
ではと、リターンを思い切りハードヒットしてみた。
ソフトさは変わらないが、若干芯のある打球感に変わり、
フェイスもシャフトも負けることなく、ボールを弾き出した。
そしてリターンエース。
いやいやこれはすごいラケットだ。
ソフトな打球感ながら、サービスでのスピンのキレも悪くない。
デュースサイドからサイドライン外へ逃げるスライスサービスも
糸を引いたようにきれいに切れていく。
フラット系はもう少しハッキリとした打球感が欲しい気もするが、
決してボールの威力を殺すことはない。
ちゃんとエースを狙えるボールが飛んでくれる。
300gの重さを感じさせないバランスは、
ネットでの取り回しも良い。
アングルボレーやドロップボレーなどの
デリケートなタッチもソフトな打球感には合っているかも。
なんだろう、この感じ。
ここまで特徴的な打球感は久し振りだ。
さすがモノづくりのヨネックスって感じだ。
試打ラケットのストリングテンションが低めだったので、
ソフト感がより強調されたのだとは思うが、
もう少ししっかりした打球感をという方には
テンションを上げたり、ポリストリングを張ったりで
良いセッティングが出るかもしれない。
フェイスが100平方インチのこのタイプは、
攻撃型の女性プレーヤーやジュニア選手などにも向いていると思う。
特に、毎日ハードに練習するジュニア選手には
肘や手首などの故障回避にも良いのではないだろうか。
最後にひとつだけ。
このグリップは正直、いまひとつ。
ちょっとツルツル過ぎるし、
すぐにフィット感が落ちそうな予感がした。
(あくまで予感)
まあ、最近はオーバーグリップを巻く人の方が多いから、
そのあたりは良いのかもしれないが、
ちょっと素っ気無い気もした。
そんなことを差し引いても、ある意味衝撃のラケットだった。
ワタクシのように、「プレステージでガツン!」
が好きな人にはオススメしないが、
ナチュラルストリングのようなソフトでシュポ~ン!と
抜けていく感じが好きな方、一度打ってみてください。
ちなみに、ワタクシのたわ言インプレでは不安という方は、
テニスナビさんの森田あゆみプロ・岩渕聡プロによる
動画インプレがオススメである。
最初からそれを観れば、ワタクシのインプレは必要なくなっちゃうので、
最後に紹介したんだけど。