[K]SIX.ONE TOUR 試打インプレ
ようやく発表になった[K]FACTOR。
[K]SIX.ONE TOUR90・95の2機種が発表になりました。
メーカーさんから届いた試打ラケットをさっそく打ってみました。
まずは、[K]SIX.ONE TOUR90
プロスタッフからの流れを受け継ぐハードな機種。
nSix One Tourもそうでしたが、見るからに難しそう。
斜めから
サイドにはフェデラーのサイン
完全にフェデラーモデルとして位置づけられています。
細かいスペック・テクノロジーは未発表です。
まずは、難しいのは今まで通り。
芯が詰まった感じが強くなりました。
素材のカーボンがまた少し変わったのでしょうか。
nSix One Tourよりも若干硬い感じがします。
ただ、標準仕様になったセンターが粗くなっている
ストリングパターンのせいか、飛びは悪くありません。
スピンを掛けたときの引っかかりも感じられるので、
扱いきれないという感じではありません。
基本的には難しいラケットですが、センターでしっかり
ボールをとらえた時の感触は秀逸です。
アジア市場向けに、ウエイトも若干軽く調整されているようですが、
それでも軽いモデルではないので、当たり前ですが、
ちゃんと振れる人向きです。
軽く合わせただけでは飛んでいきません。
レザーグリップも柔らかいシンセグリップに慣れた手には
ハードではあります。
レザーグリップは、握ったときに潰れないので、
少し太く感じられるかもしれません。
使いこなしてみたくなる1本であることは間違いありません。
次に、[K]SIX.ONE TOUR95
斜めから
[K]SIX.ONE TOUR90のフェイス違いではなく、
別のモデルと考えた方が良いと思います。
コスメチックも90は伝統のツヤ消しですが、
こちらの95はツヤあり仕様です。
フレーム形状も90のようなボックス形状ではありません。
この辺はnCode時代から同じ流れではあります。
持った印象は、少しトップライトになったかなという感じ。
(たまたまこの試打がそうだったのかも)
その分、操作性が向上しています。
打球感は最高。
やはり芯がある感触が強まっているように思います。
少し乾質は打球感です。
飛びも良く、多少センターを外しても、
思った通りのボールが飛んでいきます。
フェイス面積のおかげかスピン性能も良く、
回転量の調整も容易です。
90を打った後というのもありますが、正直非常に使いやすい。
どうしても、フェデラーモデルから手にしてしまいますが、
一般的にはやはりこちらなのでしょうね。
ネットプレーでの取り回し、ボレーの飛びも良いし、
オールラウンドなプレーヤーにいち押しの1本です。
現在、Ken’s四街道に試打がありますので、
ぜひお試しください!
Ken’sへの入荷予定は若干数。
今回を逃すと、正式発売の3月まで
待たなければいけませんのでご注意ください。